意識高い系女子といえば、SNSでの「#自分磨き」投稿や、マウント発言が思い浮かびます。彼女たちの言動には「あるある」「うざい」と感じる要素が満載。
しかし、彼女たちの背景を探ると、自己愛性パーソナリティ障害と共通する心理がみえてきます。自己肯定感や賞賛欲求、共感の欠如などの特性は、彼女たちの行動を説明するカギ。
今回は、意識高い系女子の特徴やうざい発言に、スカッと対応する方法を具体例とともにご紹介します！
1. 「わたしは〇〇だから～」で話が始まるけど、内容が薄い
「わたしは〇〇だから～」と始まる意識高い系女子の会話は、実際には中身がない場合が多いです。
彼女たちは話の冒頭で自身の知識や意識の高さをアピールしますが、深掘りすると具体的な行動や成果がともなっていない場合がほとんど。
「地球環境を守るためにエコ活動してる」といいながら、エコバッグをInstagramに載せるだけ。具体的になにをしているか聞いてみると、「えっと……まあ小さなことから！」で話が終わります。
行動より言葉が目立つ彼女たちには、「具体的にどんなことしてるの？」と質問してみると、見事に言葉を失うでしょう。
「へぇ、それでどれくらい効果が出てるの？」（軽く成果を問う）
「すごいね、それってどのくらい続けてるの？」（あえて期間を聞く）
2. SNSに「#自分磨き」連投で謎のアピール
「#自分磨き」でSNSを埋め尽くす彼女たちの投稿は、実際には自己満足で終わりがちです。
彼女たちの投稿は他人へのアピールが目的であり、真に自分を磨く行動とは少しズレているケースが多いです。
ラテアートの写真や高級スパの画像をアップし、「こんな風に自分を高めてるわたし」を演出。けれども実際には、一日中SNSに張りついている姿が現実だったりします。
「みえる自分磨き」よりも、本当に成長したいならみえない部分に力を注ぐべき。そこを指摘すると意識の高さもトーンダウンします。
「本当に磨いてるのはSNS映えじゃなくてスマホの画面だよね！」（軽くジョークで流す）
「それで結果どうなったの？ 心とか体に変化あった？」（成果を聞くと意識の高さが薄れる）
3. カフェで映えスイーツに夢中でだれも食べない
「映え」を追い求めるあまり、結局スイーツを楽しめない意識高い系女子の行動には疑問が残ります。
スイーツはおいしく食べるためのもの。写真だけに価値をおく行動は、本来の目的を見失っています。
「食べるのがもったいない～」と撮影会が始まり、気付けば溶けたアイスや固くなったケーキがテーブルに。会話に夢中で「この写真いい感じじゃない？」ばかり。
「見た目だけじゃなく味も楽しむべき」と伝えると、彼女たちの価値観に一石を投じられるでしょう。
「写真は撮ったし、これでおいしく食べるだけだね！」（手をつける行動を促す）
「写真だけでお腹いっぱいになるなら、そのスイーツはダイエット食品かもね！」（ユーモアで突き放す）
4. マウントが好きな美容トーク
美容に関する話題で最新情報をひけらかす意識高い系女子は、裏では優越感を求めています。
彼女たちは自分の知識が周りよりもすぐれているのを証明したいがために、話題を選んでいます。けれど、実践が伴わない場合が多いのが特徴です。
「その化粧水、もう古いよ」といっている彼女自身が使っている製品を見れば、同じシリーズだったり……。言葉だけの知識を見せびらかしている場合も。
相手の肌状態や実際の行動をさりげなく指摘するだけで、彼女たちの薄っぺらさが露呈します。
「へぇ、その化粧品でどれくらい肌の調子変わった？」（具体的な効果を質問）
「わたしには合わなかったけど、それつかうと、どんなよいことがあった？」（柔らかく話題を転換）
5. 読書家アピールが微妙にズレる
「本を読むわたし」アピールが強すぎる意識高い系女子の話題は、自己満足の域を出ません。
多くの場合、彼女たちの読書は周りに見せるためのもので、知識や感動を深める目的ではありません。
「最近、自己啓発本読んですごく感動した！」と語るけれど、内容を聞くと「うーん……まあ要はポジティブに生きようってこと？」で終了。
「読んだ内容をどう活かすの？」と聞きつつ真の意識の高さを問うてみましょう。
「その本、要約で十分だったりしない？」（突っ込む）
「人生観が変わる本って、だいたい3日後には忘れちゃうよね！」（軽い冗談で受け流す）
6. 健康志向が迷惑レベル
健康志向を理由に他人にも強要する行動は、意識高い系女子の典型的な「めんどくさい」行動です。
本当に健康を大切にしている人は、自分で行動するだけで他人に押しつけません。けれども意識高い系女子はアピールの手段にします。
「わたしはグルテンフリー！」と豪語しつつ、普通にパンを頬張るシーン。言葉と行動が一致していない場合が多いです。
彼女たちの行動を冷静に指摘すると、発言との矛盾に気付かせられます。
「じゃあ、そのパンは罪悪感なくわたしがもらうね！」（堂々といただく）
「でもグルテンフリーのクッキーって、普通のよりおいしいってわけじゃないよね？」（現実の指摘）
7. 恋愛トークで自己陶酔がすごい
恋愛トークで自己陶酔する意識高い系女子の話題は、自分を持ち上げるだけで相手をかえりみません。
彼女たちは自分の恋愛観や行動がいかに特別かの語りに重きを置き、相手の気持ちはほとんど考えていない人が多いです。
「彼ってわたしの支えがあるから成長できるんだよね」と語るけれど、実際に彼に聞くと「そんなこといってたの？」と驚かれる始末。
「彼が同じことを思ってるか確認してみたら？」と提案するだけで、彼女たちの世界観が揺らぐでしょう。
「その彼、同じようにあなたを支えてるっていってた？」（わざと確認の促し）
「でも彼、たまには自分で頑張りたいと思ってるかもよ？」（余計な一言を追加）
意識高い系女子と自己愛性パーソナリティ障害の共通点
意識高い系女子の行動パターンと自己愛性パーソナリティ障害の診断基準には多くの共通点があります。
彼女たちの発言や態度は、自己愛性パーソナリティ障害（NPD）の特性と深く結びついているため、心理的な背景を理解すると行動の理由がみえてきます。
1. 自己の重要性を誇張する傾向
意識高い系女子は、自分の重要性を過剰にアピールしがち。自己愛性パーソナリティ障害（NPD）の特徴と一致します。
NPDの診断基準の一つに「自己の重要性に関する誇大な感覚」があり、自分が他者よりも優れている、特別でありたい心理が背景にあります。
「わたしって、こういうプロジェクトに関わっててすごくない？」と、自分の実績をことさらに強調したり、実際以上に誇張して話すケースがよくあります。
誇張する発言は、彼女たち自身が特別視されると得られる安心感のあらわれです。これを理解すると、過剰なアピールに振り回されず冷静に対応できます。
2. 他者への上から目線の態度
意識高い系女子がとる「上から目線」の態度は、自己愛性パーソナリティ障害の「尊大で傲慢な行動や態度」と関連しています。
彼女たちは、自分の優位性を示して周囲に影響を与えたい心理が強く、上から目線の態度につながります。
「それってまだ使ってるの？ 今のトレンドは〇〇だよ」と相手を見下すような発言をして、知識や経験をひけらかすケースもあります。
相手を見下す態度の背景には、内面的な不安や「特別でいたい」強い欲求があります。相手を理解しつつ、適度な距離を保つのが得策です。
3. 過剰な賞賛の欲求
意識高い系女子は、周囲からの賞賛を過剰に求める傾向があり、NPDの「過剰な賞賛の欲求」と一致します。
彼女たちは、自分が認められていないと感じると不安やストレスを抱えやすく、賞賛を求めて自己肯定感を保とうとします。
「わたし、こんなのもやってるんだけどすごくない？」とひんぱんに自分の実績を披露し、周囲からの肯定的な反応を期待します。
賞賛欲求に応じすぎると、振り回される可能性が高くなります。適度に流しながら接するのが効果的です。
4. 共感の欠如
意識高い系女子の他者の気持ちを考えない態度は、NPDの「共感の欠如」と深く関連しています。
彼女たちは、自分の価値観や意見を重視しすぎるため、他者の立場や感情に寄り添うのが苦手です。
「わたしがやってる〇〇のほうが絶対いいよ！」と、自分の考えを押しつける一方で、相手の意見をほとんど聞かない場合もあります。
共感の欠如に気付いたら、深く共感を求めるよりも、具体的な話題に集中すると会話を円滑に進められます。
意識高い系女子 まとめ
意識高い系女子の「あるある」は、ちょっとした切り返しやツッコミでスカッと打ち負かせるポイント満載。笑いながら軽くあしらうのがコツです。
意識高い系女子の言動には、自己愛性パーソナリティ障害との共通点が多く存在します。
彼女たちの行動の裏にある心理を知ると、つき合いかたや対処法を見極める参考になります。興味深い点は、どちらも「自分を認めてほしい」根底の欲求が行動にあらわれている点です。
「めんどくさいけど放っておけない」そんな彼女たちを上手に攻略して、あなたもスカッとする日常を楽しんでみてはいかが？
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